こんにちは、パンダリオン(@pandarion_com)です。
僕はWeb関連の仕事をしていますし、家でも仕事をしています。そのため、ノートパソコン1台のモニターだけで仕事というのはちょっと辛い…。
ということで、作業場所にはサブディスプレイを設置してデュアルモニター環境で仕事ができるようにしています。今までもブログでおすすめのサブディスプレイをご紹介してきました。
[st-card id=1040 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”] [st-card id=1547 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]今回、横浜に新しく作業環境を作ろうと思い、サブディスプレイを購入しました。
今まではBenQのディスプレイばかり使ってきたのですが、今回はちょっと気分を入れ替えてPHILIPSのディスプレイモニターを購入。上の「【おすすめサブディスプレイ】ブログ環境を最適化させるため、デュアルディスプレイの選び方」の記事でも紹介しているモニターです。
そこで、今回は僕が購入したPHILIPSのディスプレイモニターのご紹介。買ってよかったと思える商品なので、これからサブディスプレイを購入し用としている方のちょっとした助けになればと思います。
PHILIPS|23.6型ワイド液晶ディスプレイ
僕が購入したPHILIPSディスプレイモニターは、23.6インチ。安いモニターを探すと21インチくらいが多いのですが、そういったモニターよりはちょっと大きなサイズ。
サブディスプレイを使用するのは、作業スペースを広げるため。なので、なるべく大きめなモニターを使うのがおすすめです。といっても無駄に大きすぎるモニターは逆に首が疲れたり、モニターと目の距離を取るのが難しかったりと面倒…。
23.6インチというサイズは大きすぎず、ちょうどいいサイズです。よくある1920×1080(フルHD)サイズで表示することができるので、パソコン作業にはぴったり。
動画編集や画像編集のためにサブディスプレイを使用する方はもっと大きなモニターで、それこそ4Kなどの高画質モニターがおすすめ。でも、ブログを書いたり調べ物をしたりするくらいなら、このモニターでも十分すぎるほど満足です。
反射防止ディスプレイが見やすい
このモニターは反射防止ディスプレイになっているので、光が当たっても「変に反射して画面が見にくい」なんてことはありません。上の写真は夜に室内で撮影しているのですが、反射もなく画面が見やすい。
僕が使用しているMacBookの画面はRetinaなのですが、どうしても光の反射が気になるんですよね…。反射防止フィルムでも貼ろうかと思っていたほど。今回、PHILIPSの反射防止ディスプレイを見て、MacBookにも反射防止フィルムを貼ることになりそうです。
反射防止ディスプレイというと、どうしても画面がぼやけるイメージがあったんですよね。ぼやけるというか、くすむというか、なんだか安っぽい・古いイメージがありました。
でも、このモニターはそこまで違和感のある感じではなく、光を反射しないので
[st-kaiwa1]あ、確かに反射防止になってるんだな〜。[/st-kaiwa1]って感じる程度。これならMacBookのRetinaディスプレイと一緒に使っても違和感ありません。
Ultra Wide Color搭載で、色がしっかり見やすい
このPHILIPSのディスプレイモニターはUltra Wide Colorという技術が搭載されており、反射防止ディスプレイでも実物通りの色彩を表現してくれます。
PHILIPSの公式サイトでも記載されている内容ですが、Ultra Wide Colorテクノロジーは、広範囲の色を表示できるため、極めて鮮明な画像を実現します。
僕は基本的にメインマシンがMacなので、Retinaディスプレイに慣れています。Retinaに慣れてしまうと、どうしても安物のモニターが見にくく感じてしまうんですよね。色がボケるというか、くすむというか…。
でも、このPHILIPSディスプレイモニターはRetinaと遜色ないくらいにk=はっきりと色を表現してくれます。Ultra Wide Colorと言っても分かりにくいのかもしれませんが、Retinaと同じくらい綺麗と思えば大丈夫。
LEDバックライトスクリーンのちらつき防止
一般的なLEDバックライトスクリーンでは、明るさのコントロール方法によってちらつきが発生します。このちらつきがパソコン作業による目疲れの原因となります。
しかし、このPHILIPSディスプレイモニターはちらつき防止機能がついているので、画面のちらつきを軽減して快適なパソコン作業を実現してくれます。
普段からパソコン作業をする人なら感じているかもしれませんが、やっぱりどこまでいってもパソコン作業は目が疲れます。目の疲れから姿勢が悪くなり、肩こりが発生する時も…。
このPHILIPSディスプレイモニターを使っても、目の疲れが全然ない!とは言い切れませんが、今の所かなり疲れが軽減されているように感じます。
いつもなら、夜の疲れているときにディスプレイを見ると
[st-kaiwa1]ま、眩しい…。[/st-kaiwa1]なんて時があったのですが、このディスプレイでは眩しさをそこまで感じていません。明るさをしっかり調整していることも影響するのかもしれませんが、やはりちらつき防止機能の恩恵を受けているように思います。
ブルーライトカットはもちろん、SmartContrast機能も
ブルーライトカット機能が付いているディスプレイモニターはたくさん販売されているので、そこまで注目することはありませんね。
でも、このPHILIPSのディスプレイモニターにはブルーライトカットだけではなく、SmartContrastというコントラスト調整機能も付いています。
コントラストというと難しいかもしれませんが、白と黒の濃さを自動で調整してくれる機能と思えば大丈夫。表示されている画面の状態を自動的に認識してくれて、最適なコントラストに勝手に調整してくれます。
- 画像を綺麗に表示したい
- 動画を綺麗にみたい
と言ったときには画面の明るさを調整することも大事ですが、コントラスト調整も大事。コントラストを間違うとせっかくの画像も暗くなってしまったり、白く飛んでしまったりします。
コントラスト調整がしっかり出来ればいいのかもしれませんが、普通のユーザーでそこまでコントラストを細かく設定するのは難儀…。
でもPHILIPSのディスプレイモニターはSmartContrastが付いているので、コントラストも自動調整。どんな画像、動画も綺麗にはっきり表示されます。
PHILIPSディスプレイモニターは入力端子が豊富
僕が数あるディスプレイの中からPHILIPSのディスプレイモニターを選んだ理由の一つとして、入力端子の豊富さもありました。
今回購入したPHILIPSのディスプレイモニター(246E7QDSB/11)は10,000円程度という安価な価格ながら、
- HDMI
- DVI
- D-Sub
- イヤホンジャック
の入力端子が付属しています。DVI(デジタル入力)が付属しているディスプレイモニターは多く販売されていますが、HDMI端子が付属している安価なモニターは少ない。
僕が使っているMacBookをはじめ、最近の新しいパソコンはほとんどHDMI端子が付属しています。(MacBookはUSB-Cだけど、変換アダプタがHDMIに対応しているものが多い)
なので、僕が購入するサブディスプレイの絶対条件がHDMIが付いていること。条件をしっかり満たした10,000円程度の安価なモニターとしては最上位かもしれません。
ディスプレイの足になる棒が外れないのが残念
これだけ絶賛しているディスプレイですが、ちょっと残念なポイントもありました。それが、これ
僕は基本的にディスプレイは、モニターアームを利用して使用します。モニターアームを使えば画面の高さも、角度も自由自在。ノートパソコンのサブディスプレイとして使用するにはぴったりなんですよね。
PHILIPSのディスプレイモニターには一般的なモニターと同じように足がついているのですが、その足の棒が外れないんですよね。なので、モニターアームで使用すると上の写真のように棒の部分だけがぶら下がった感じに…。
普通はこの棒も外せるようになっているんですが、このディスプレイは棒の部分がモニター本体の中で接続されています。なので、この棒を外そうと思うとモニターの裏側を開けないといけない。
簡単には外せないので、今もこの棒がぶら下がったままモニターアームでディスプレイを使用しています。
他のディスプレイに比べて、画面が少し明るい気がする
このPHILIPSディスプレイモニターは色の発色が綺麗でとても見やすいのですが、なんだかちょっと画面が明るすぎるような気がします。
初めて接続した時はディスプレイの設定も輝度100に設定されています。でも、100だとちょっと明るすぎる…。ノートパソコンの画面とあまりにも差があるので輝度調整は必須。
上の画像では、輝度を55くらいに設定しています。55というとかなり暗いように感じますが、これでやっとMacBookの輝度75%と同じくらいの設定。これ以上暗くしようとすると極端に暗くなってしまったりするので、微調整は難しいのかも…。
ディスプレイのメニュー調整が新しくて、ちょっと面倒
先ほどの輝度調整や、入力切替、音量調整などは一般的にディスプレイのメニュー設定で行いますよね。モニターの下部、またはサイドにボタンが設置されており、そのボタンを押すことでメニュー調整するのが一般的。
でも、PHILIPSのディスプレイモニターはこのメニュー調整もちょっと変わってるんです。
最初、ディスプレイの裏側を見て電源ボタンを見つける事が出来ました。でも、いざ輝度調整しようと思うと
[st-kaiwa1]メニューボタンがない…。[/st-kaiwa1]下部を触っても、側面を触っても、ボタンらしきものは見当たりません。ディスプレイを一周触ってみたのですが、ボタンは見当たりませんでした。
[st-kaiwa1]パソコンのディスプレイ設定から触るのかな?[/st-kaiwa1]なんて思ったんですが、ドライバもインストールしていませんし、MacBookにはディスクドライブがついていないので、普通のCDドライバがあったとしても読み込む事が出来ません…。
そこで、珍しく取扱説明書を見てみると…、なんと電源ボタンを上下左右に倒す事でメニュー調整をするタイプでした。ゲームコントローラーのスティックみたいなイメージですね。
画像矢印部分に設置されている電源ボタンを、向かって右側に倒すと画像入力の切替などができ、左側に倒すと輝度やコントラストの調整が出来ました。上下に倒すとボリューム調整です。
これはかなり分かりにくい!慣れてしまえば問題ないのかもしれませんが、初めてディスプレイを触るときにはかなり戸惑いそうです。普段、取扱説明書なんて読みませんしね…。
PHILIPSディスプレイモニターは音が出ない
これ、僕のモニターだけかと思いネットでも調べてみたのですが、このモデルのディスプレイモニターは音出力(スピーカー)が装備されていないようです。音量調整機能はあるのに、音が出ない…。
僕は基本的にイヤホンで音楽を聴いたりしているので、ディスプレイから音が出る必要はないのですが、ゲームをしたい人、動画を見たい人にとってはちょっと不便なモニターかもしれませんね。
[st-card id=622 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]接続しているパソコン本体から出力するか、ディスプレイの裏側に設置されているイヤホンジャックにイヤホンを接続するしかありません。といっても、イヤホンジャックが裏側に設置されているので、かなり長め(2m以上)のイヤホンを使用しないと使いづらいかもしれませんね。
Amazonの商品レビューを見ても
自分は音が出ると勝手に思いかいました、ですがやはりHDMI接続してiPhoneでYouTubeを流しても音だけでません、当たり前ですね、イヤホンは一定の音で出なくなります、スピーカーなら音を調節できていい感じです、このモニターに付属しているHDMIはクソなので自分で買ったやつを使った方が良さそうです。
といった感じのレビューが。
音の出力にもこだわりたい人にとっては、このPHILIPSディスプレイモニターはちょっと不便なのかも…。
不便なポイントもあるけど、コスパを考えると最高のディスプレイ
僕が購入したPHILIPSディスプレイモニター【246E7QDSB/11】は、
- ちょっとデザインが変わっていたり
- メニューボタンが使いにくかったり
- ディスプレイ本体にスピーカーがついていなかったり
と、少し不便なポイントもありますが、10,000円程度の24インチディスプレイとして考えるとかなり優秀!
[st-square-checkbox bgcolor=”” bordercolor=”” fontweight=”” borderwidth=”3″]- 画面はめちゃくちゃ綺麗
- ベゼルが薄くてスタイリッシュ
- 安くて24インチという大画面
- 入力端子が豊富
といった良いところがたくさん。
[st-kaiwa2]ディスプレイを買うのは初めてだから、なるべく安く、でも少し良いものを買いたい。[/st-kaiwa2]という方にとってはぴったりの商品でしょう。