こんにちは、パンダリオン(@pandarion_com)です。
僕はWeb関連の会社を経営しているので、毎日8時間〜10時間ほどパソコンに向かい合う生活をしています。もちろん、僕だけではなくスタッフもみんな常にパソコン画面を見ながら仕事。
となると、気になるのが目の疲れ。世間一般では
- スマホの画面を見すぎると目が悪くなる
- パソコン画面のブルーライトが目を痛める
なんて言われています。
でも、実際にブルーライトって何なの?ブルーライトの対策ってできるの?
ってことで、今回はブルーライトってそもそも何なのかというポイントと、Web会社でもおすすめできるブルーライトカットメガネをご紹介します。
ブルーライトとは?
ブルーライト対策!なんて叫ぶ前に、まずはブルーライトとは何者なのか?を知っておかなければいけませんね。
ブルーライトというのは、可視光線の380nmから500nmの紫から青色の短波長を指します。物理などで習ったかもしれませんが、光は波に例えられ、その波長で色が変わります。波長が長くなればなるほど(数字が大きいほど)赤い光に。
ブルーライトは380nm〜500nmという、波長の短い光ということですね。波長が短い=青い光=ブルーライトです。そのまま。
一般的に紫外線は体に害があると言われていますが、ブルーライト(380nm〜500nm)は紫外線の次に強く、可視光線の中ではもっともエネルギーの強い光です。つまり、このエネルギーの強さが目へ負担をかけてしまうんです。
ブルーライトは紫外線級のエネルギーを持っている
目をカメラに例えてみると、角膜はフィルター、水晶体がレンズ、網膜がフィルムのような役割をしています。光がフィルターを通して内部に入り、レンズで屈折してフィルムに焼き付きます。
僕たちの目は、光が角膜から入り、水晶体で屈折し、網膜に集まることで物を見ることが出来ています。しかし、紫外線やブルーライトのようにエネルギーの強い光は角膜や水晶体で吸収されず、直接網膜に達してしまいます。そのため、網膜を傷めてしまうんですね。
小学生の頃、「太陽光を直接見てはいけない!」なんて言われたことありますよね?あれは、目が強烈な紫外線を浴びることによって、網膜にダメージを受けてしまうからです。
つまり、ブルーライトも長時間浴び続ければ網膜にダメージを与える可能性があります。ブルーライトを長時間浴びることによって、網膜中心にある「黄斑」がダメージを受け、加齢黄斑変性という眼病になる可能性もあるんです。
ブルーライトで失明はしない…?
ブルーライトは危険だ!と言われていますが、実際のところブルーライトの影響で失明するような危険性は無いようです。これは、アメリカの学会で発表された情報。
ブルーライトというのは睡眠の妨げになるような人体への悪影響はあるが、失明させるまでの影響はないとのこと。つまり、目本体を痛めるほどのものではないようです。
しかし、失明のリスクはなかったとしても目が疲れた状態になるのは事実。目に対して失明ほどのダメージは与えませんが、ブルーライトは目にちょっとずつストレスを与えます。その少しずつのストレスが睡眠の質を低下させ、体調不良の原因となることも。
ブルーライトは生活のいたるところに存在する
なんとなく「ブルーライトって危ないものなのかな…?」という認識は持ってもらえたかもしれません。
実際のところ、パソコン画面やスマートフォンの画面、テレビ、携帯ゲーム機など様々なモニター画面からブルーライトが発生しています。現代社会はほとんどの物にモニター画面やLED照明が付いているので、生活全体がブルーライトに囲まれていると言っても過言ではありません。
画面を見ずに生活すれば大丈夫…。という事なんですが、そんな生活は現実的じゃないですよね。僕たちのような仕事ではディスプレイを見ずに仕事をするなんて不可能です。
また、ブルーライトは光源との距離によって目への影響が変わります。距離が近づけば近づくほど、ブルーライトが目へ与える影響も大きくなるんです。
具体的に、目への影響は距離の2乗に反比例すると言われています。つまり、20cm離れているのと2m離れているのでは、100倍の違いがあるということですね。そのため、目の近くで使用するパソコンやスマートフォンのブルーライトには要注意。
となると、ブルーライトの対策をする必要があります。
ブルーライトカットのメガネ
これだけブルーライトの悪影響が叫ばれていることもあり、最近では家電量販店でもブルーライトカットのメガネが販売されています。僕の会社でも、目の疲れを感じる社員にはブルーライトカットメガネを推奨しています。
メガネを日常的に付けていると、目頭がグーッと恋って疲れてしまう方もいるようですが、パソコン作業をするときだけなら大丈夫なはず。
ここでは、僕がおすすめするブルーライトカットメガネをご紹介。
WEEGU|ブルーライトカットメガネ
WEEGUのブルーライトカットメガネは、Amazonで星4以上の評価を獲得しているブルーライトカットメガネです。ブルーライトをカットし、目の疲れを軽減してくれるメガネ。
基本的な性能は他のブルーライトカットメガネと同じなのですが、WEEGUのメガネが人気な理由が、その形と軽量性。
ウェリントンタイプの形なので、ビジネスシーンにも違和感なく使用することが出来ます。また、メガネ本体が軽く作られているので、かけているのを忘れてしまうほどのフィット感。普段メガネをかけない人は違和感が気になるかもしれませんが、WEEGUのメガネは軽く設計されているので安心。
レビューを見ても「8時間程PC画面を見ていても目が痛くなりません。」という評価が。ここは人によって違うと思いますが、実際に効果を感じているユーザーも多いってことですね。
Jawwei|ブルーライトカットメガネ
こちらのブルーライトカットメガネ、Jawweiというブランドで販売されているブルーライトカットメガネです。
先ほどのWEEGUのブルーライトカットメガネと形も似ているんですが、ちょっとレンズが大きく丸いイメージのもの(ボストン型)です。ビジネスシーンというよりは、カジュアルに使えそうなメガネですね。
鼻パッドが柔らかい素材で出来ているので、メガネに不慣れな人が長時間着用しても痛くならず安心。クリアレンズなのですが、ちょっと黄色がかった見た目のようですね。と言っても、かけている人からの視界はクリア。
Cyxus(シクサズ)|ブルーライトカットメガネ
僕が使っているブルーライトカットメガネがこちら。レンズ性能などは他のものと変わらないんですが、フレームがおしゃれでこのメガネを使用しています。
ボストン型のフレームなのですが、セルフレームとメタルフレームを合わせた形。鼻パッドもメタル素材で作られているので、自分の鼻に合わせてぴったりに調整することが出来ます。
Amazonでの評価も3.5ということで、まずまずなのかなと。
ComBrain|ブルーライトカットメガネ
こちらのメガネは上のものと違いメタルフレームが採用されているブルーライトカットメガネです。
レンズ本体はもちろんブルーライトカット。上の2つと変わらないのですが、こちらのメガネはフレームがメタル素材なのであなたにぴったりの形に変形させることが出来ます。
ツル(耳にかける部分)はバネのようにグニャグニャと変形させることが出来ますし、鼻パッドの調整もできるので、あなたの顔にぴったりのメガネに調整できます。調整するために必要な精密ドライバーも付属しているので、お家で調整可能。
ブルーライトカットメガネ キッズ こども用
こちらは子供用のブルーライトカットメガネ。
子供だとしても、現代はブルーライトに触れる機会が多くりますよね。ゲームをしていたり、スマートフォンを使っていたり、中には小学生からパソコンでプラグラミングをしている子もいるでしょう。そう言った子供の目を守るためにも、ブルーライトカットメガネは必須。
中学卒業くらいまでは視力が最も発達する時期、近視が進みやすい時期、そう言った大事な時期だからこそブルーライトカットにも気を付けてあげましょう。
子供が長時間つけても痛くないように、フレーム素材はかなり柔らかいものが使用されています。また、フレームの形も丸型と四角型の2種類から選択可能。
ブルーライトは解明されていないからこそ、メガネで対策を
ブルーライトの人体への影響はしっかりと解明されていません。失明するなんていう人もいれば、影響はないという人もいます。学者の中でもしっかりとした答えが出ていないのが現状です。
しかし、「失明する事はない」と言われているからと言って対策しないのはなんだか違うんじゃないですか…?対策できるならしておきましょう。悪影響が出てから文句を言ってもどうしようもないですからね。