皆さん、お風呂のバスマットってどんなものを使っていますか?
タオルを引いている人もいれば、モコモコの吸水マットを引いている人もいるでしょう。我が家も少し前までは毛の長い吸水マットを使っていました。モコモコした肌触りが気持ちよかったんですよね。
でも、そんな我が家もずいぶんと前からお風呂の足拭きマットは珪藻土バスマットに変更しています。
一時期、テレビでも取り上げられるほど話題になった珪藻土バスマット。なぜここまで人気になったんでしょう?
今回は、まだ珪藻土バスマットを使っていない人のために、僕が珪藻土バスマットを使い出した理由と、1年間使用してみたレビューをご紹介します。これをきっかけに、珪藻土バスマットを使ってみるのもオススメですよ。
僕が珪藻土バスマットに変更した理由はお手入れ
そもそも、我が家はそこまで新しい物好きの家庭ではないので、珪藻土バスマットというものが販売されていることを知ってはいても、しばらく購入していませんでした。
テレビでも取り上げられていた商品だったので、検索して調べたことはあったんですが
- こんな板で乾くの?
- 肌触り悪そう
- 割れないの?
- 手入れが大変なんじゃない?
なんて疑問があったので、今まで通りモコモコの吸水マットを使っていたんです。だって、お風呂マットなんだから乾いてくれないやつじゃ困りますしね。あと、珪藻土バスマットって値段が高い。
今まで1,000円くらいの吸水マット使ってた僕からすると3,000円ほどの珪藻土バスマットって「なんか、ちょっとな〜」って感じだったんですよね。めちゃくちゃ高いわけじゃないけど、「まーいらないか」的な。
吸水マットは洗濯が大変だった
そう、僕が珪藻土バスマットに変更した理由、それは「洗濯とか必要ないなら吸水マットよりも楽なんじゃね?」ってこと。
吸水マットって水を吸うために繊維が細かく作られているので、頻繁に洗濯しないとすぐ汚れるんですよね。毛だらけになってたり、ホコリがついていたり…。2日に1回は洗濯していました。
でも、珪藻土バスマットって”マット”なんて言いながら硬い板なんですよね。普通に土の板って感じ。…ってことは洗濯しなくてもいい!
そう、洗濯の手間がなくなるのなら、ちょっと珪藻土バスマット使ってみてもいいかな?ってそんな軽い感じで購入してみました。なんか使い勝手悪かったら、また吸水マット使えばいいかーって感じで。
まー、それから吸水マットに戻ることはないんですけど。
珪藻土バスマットをオススメする理由
お手入れの簡単さを理由に珪藻土バスマットに変更してからというもの、吸水マットに戻ることは今の所ないです。それだけ珪藻土バスマットが気に入ってます。
珪藻土バスマットをそこまで気に入ってるのはお手入れの簡単さだけではなく、色々な理由があります。
超速乾でいつも清潔
僕が珪藻土バスマットをオススメできる最大の理由が速乾性。足で踏むだけで足についてる水気がすっきり取れちゃう。しかも、足の水分だけじゃなくて珪藻土バスマット自体もすぐに乾いてくれるんで、次に使う人もさっぱり気持ちよく使えます。
家族が入った後にお風呂へ入ると、どうしてもバスマットが湿っていてなんだか気持ち悪い…。しょうがないことなんですけど、ちょっと気になってたんですよね。
吸水マットだと湿っていて気持ち悪いだけじゃなくて、湿った状態が長いということはそれだけ菌が発生しやすいってこと。バスマット周りにカビが生えやすかったり、バスマットの中にカビが生えたりするみたいです。
その点、珪藻土バスマットはすぐに乾いていつもカラッとしてます。ということは、菌が発生する心配も少ない!常に清潔な状態に保つことができるんですね。
掃除が簡単
吸水バスマットを使用していた時は、毎日のように洗濯する必要がありました。毛やホコリがついている気がしますし、湿ったまま放置してカビが生えるのも怖いですしね。
しかも、足を拭くマットなので普通の服と一緒に洗濯することもできず、マットだけを別で洗濯していました。なので、その度に洗濯機を回す手間が…。
でも珪藻土バスマットは洗濯する必要がありません。基本的には汚れることもありませんし、使い終わったら壁に立てかけておくだけ。
毛が落ちていたりホコリがついていたりってことはあるんですが、そんな時は掃除機で吸い取って終了!マットじゃなくて板なので掃除機をかけるだけでしっかりキレイになります。
今までマットを布団叩きみたいに叩いたり、洗濯したり、湿気で跡がついた床をゴシゴシ擦ったり…、とかなり手間がかかっていたんだな〜なんて実感します。今となっては使い終わった時に壁に立てかけて干しておくだけ。
掃除するときもそのまま掃除機をかけられるので本当に楽チンです。
意外と丈夫なので安心
珪藻土バスマットって硬い板なので、倒したりした時に割れないのかな?って心配だったんですよね。
特に我が家はまだ4歳の息子がいるのでやんちゃ盛りでお風呂の後は大暴れ…。バスマットを蹴飛ばしたりすることもあったので、そんな時に珪藻土バスマットが割れないか心配だったんです。
珪藻土バスマットを買ってからというもの、やはり息子は気になったらしく「ほら!倒れるよ〜!」なんて壁に立てかけてある珪藻土バスマットを倒しだしたんです。
「あー!」って声を上げた瞬間に珪藻土バスマットが床にバターン!
…でも、大きな音と裏腹に珪藻土バスマットは無傷。割れることはありませんでしたし、ヒビ入ったりしている様子もない。こういったことも考えられて頑丈に作られているんですかね?
珪藻土って聞きなれない素材なので「すぐ割れるんじゃ?」って心配になるかもしれませんが、意外と丈夫な素材みたいです。壁にも使われるくらいの素材ですからね。
まあ、危ないので息子にはしっかり注意しておきましたけど。
夏はひんやりして気持ちい
珪藻土バスマットは固形のマットなので、夏はちょっとひんやりして気持ちいんですよね。お風呂で熱くなったあとに珪藻土バスマットを踏むと足元がヒヤッとして気持ちい。
冬は寒いんじゃない?と思われるでしょうけど、意外とそんなこともない。結局は足裏だけなんで、それだけで寒くなることもないですね。
今まで使っていた吸水バスマットも暖かい素材で作られているわけではないので、冷たい珪藻土バスマットになったところでそこまで違和感も感じません。
それよりも足元の水分がサッと落ちるので寒さは感じにくいのかもしれません。
珪藻土バスマットのちょっと残念ポイント
ここまで珪藻土バスマットをオススメしてきたんですが、正直なところちょっと残念なポイントがあるのも事実。
サイズが決まっているので最初に確認が必要
珪藻土バスマットは普通のマットと違い固形のマットです。マットというよりはプレートに近いものです。ということは、購入してからサイズ調整することができません。
普通のバスマットであれば「ちょっと大きかったな…」なんて時にはちょっと端を折って使うか、端だけカットしてもいいかもしれません。実際にアパート・マンションの脱衣所は狭く作られていることも多く、珪藻土バスマットがフィットしないケースもあるようです。
そんな時、珪藻土バスマットのサイズを調整することができません。プレートなので折ることはできませんし、はみ出る部分をカットすることもできません。
なので、珪藻土バスマットを購入する時には最初に脱衣所の広さを測っておくことをオススメします。
ホコリが目立つ
一般的なバスマットの場合、汚れやホコリが目立つことってあまりありませんよね。それほど放置していなければ、ホコリが目につくことはないでしょう。
でも珪藻土バスマットは白系色のプレート。ホコリや毛、ゴミが落ちていると目立つんですよね。定期的に掃除していないとなんだか汚く見えちゃうのかも…。
ホコリやゴミを気にしない人、逆に毎日掃除する人、そんなタイプの人ならいいのかもしれませんが、普通に生活しているとどうしてもホコリが目立って気になります。我が家は毎日掃除するんですが、それでもホコリが気になります。
今まで目に付かなかったゴミが目立つようになるので、お客さんがよくくるおうちの場合は掃除の頻度が高くなるかもしれません。
なんだかんだ、珪藻土バスマットは買ってみるべき
ちょっと残念なポイントもありますが、これだけさっぱりして気持ちい感覚はありません。お風呂上がりに足元がさっぱりしているだけでこんなに違うのか、と思うほどに。
なので、「珪藻土バスマットって気になるけど、どうしようかな〜」なんて人は買ってみるべき!3,000円を出してみる価値はあります。
使い切りのものではなく、吸水性が低くなってきたら紙ヤスリで削って吸水性を復活させることもできるので、半永久的に使えるバスマット。それが3,000円で手に入るのならコスパ最高じゃないですか?
ただ、時々販売されてる安い偽物には要注意!吸水性も悪いし、珪藻土の粉が出て汚くなるみたいです。そもそも珪藻土バスマットって表示していながら珪藻土じゃないものもあるそうですよ。
だからこそ、珪藻土バスマットを検討している人は最初から思い切ってある程度のものを使ってみましょう。きっとこの爽快感に感動できるはず。
ちなみに、僕が使用している珪藻土バスマットはこちら
珪藻土バスマットスタンドも
Amazonでいろいろ調べてみると、珪藻土バスマットを立てかけておくスタンドってものもあるみたいですね。
今まで、お風呂上がりに珪藻土バスマットを壁に立てかけていたんですが、このスタンドを使用すれば倒れる心配もなさそう。どうしても小さな子供のいるお家だと心配ですからね。
お子さんのいるお家で珪藻土バスマットを使用するときには、このスタンドも一緒にオススメです。