こんにちは、明日は入社式を控えているのに仕事に追われているパンダリオン(@pandarion_com)です。
そう、昨日から4月に入り新年度になりましたね!ということで、今月から新社会人として働き出す人も多いでしょう。
弊社も明日が入社式で、新しい社員が数名増えます。社長の僕も挨拶をしなければいけないのですが、今はそれ以外の仕事で手一杯…。朝までには考えないと。(と言いながらブログを書いています。)
ということで、今回のブログは明日の入社式で僕が話す「新社会人の皆さんへ」の挨拶をブログでまとめたいと思います。ブログに書き出しながら明日のネタを探そうという考え。
社会人になったら、怒られる機会は減ります
これから社会人になる皆さん、今まで高校や大学で先生に怒られてきたんじゃないでしょうか?
授業中に遊んでいる、課題を提出しない、無断欠席する…怒られる原因はいろいろだと思いますが、その度に先生に怒られて「ウゼーな」なんて思ってたんじゃないでしょうか?
でも、安心してください。社会人になればそんなことで怒られることはありません。
課題(タスク)をこなさなくても怒られることは少ないでしょう。会社を休むだけで怒ることもありません。仕事をサボっても、バレなければOKです。
…怒られないって嬉しいですか?
社会人になってから、そんな事で怒られないのは「そんな低レベルな話で一喜一憂している暇はない」からです。
仕事をサボってる、無断欠席する、タスクをこなさない、そんな低レベルな話であなたのことを怒ってくれる人はいません。怒られないからOKではなく、その結果は全て数字で返ってきます。
そうやって、だらだらと過ごしていると返ってくるのは少ないお給料だけ。昇給なんて夢のまた夢です。
怒られないけど、褒められる機会は増える
怒られないというのは、あなたに対しての関心がないからではありません。上司もそこまで余裕がないんです。
本来であれば、部下の勤務態度をしっかりと把握し、不適切なことがあれば指導することが必要です。でも、忙しい上司はそこまで気が回らないのも事実。だから怒ってくれる機会も少ないんです。
ただ、怒らない上司も、あなたを褒めてくれる機会は多いかもしれません。
というのも、その上司の評価にはあなた(部下)の働きも影響するからです。あなたが働いて成績を残してくれれば、上司がさらに上司から評価される。だからしっかりと働く部下を大事にしてくれます。
褒められているだけで喜んではいけません。褒めてくれているその上司は、本当にあなたのことを思って褒めてくれているのか、その点を常に疑いましょう。
人を疑うことは悪じゃない
人を疑うというとなんだか悪いことのように思ってしまいますが、人を疑うことは悪ではありません。逆に、全てを信じてしまう方が社会人になってからは致命的。
特に、僕たちのようなコンサルティング会社はクライアントとの打ち合わせが多く、お客さんからの意見を聞くことが仕事の一つです。
その度に話を100%信じて行動していては、コンサルティングなんて出来ません。この人はなぜ、この話をしているのだろう。なぜ、このリアクションなんだろう。と常に疑ってください。自分の中での正解を探しましょう。
そう、
- 怒ってくれない。
- 褒められる。
この2つに対しても、その真意を常に疑いましょう。リアクション一つ一つから本質を探ることが、僕たちの仕事の第一歩です。
未経験なあなたが投資できるものは?
あなたは業界の未経験者でしょう。
もし、その業界の専門分野で勉強していたとしても、社会人になってしまえば1からのスタートです。知識は付いているのかもしれませんが、その知識を実戦で活かす術は持っていないでしょう。
そんな時、あなたがかけられるものは次の3つのうち、どれか一つです。
- 知恵、知識
- お金
- 時間
そう、未経験で今から業界で成り上がろうと思うなら、この3つのうちどれか一つを投資するしかありません。何もせずになんとなく上へ上がれると思ったら大間違い。
知恵、知識を投資する
成功したいと思った時、知恵や知識を投資することも出来ます。自分が培ってきた知識を現場で使うことができれば、あなたの株はグッと上がるでしょう。
でも、あなたは現場未経験の新人です。知識を多少持っていたとしても、現場で何年も鍛え上げられている先輩には追いつくことができません。
成功するためには、そういった先輩たちを追い越さなければいけないのです。それほどの知識・知恵をあなたは持っていますか?
お金を投資する
経験がない時、お金を投資する事によって解決することも可能です。
出来る人に対してお金で依頼すればいいんです。出来る人に対して多額のお金を支払って、その人たちに動いてもらう。その組織が作れればあなたは成功するでしょう。
でも、今のあなたにそれだけの資金力がありますか?何億というその資金を創り出せますか?
きっと無理でしょう。お金を投資するというのは言葉以上に難しいことです。
時間を投資する
この表現では消去法になってしまいますが、結局のところ時間を投資するしかありません。先人(先輩)たちが培ってきた経験を覆すほど、時間をかけて勉強し実践するのみ。
時間をかけるというのは、会社の定時までしっかり働くという意味ではありません。その時間は先輩たちも仕事をしていますし勉強しています。同じ時間勉強しているんでは話になりませんよね。
同じ時間勉強しても、先輩たちにはあなた以上の経験があり、勉強した内容を吸収するスピードはあなたの何倍も早いでしょう。
となると、睡眠時間を削るしかありません。寝ずに勉強するんです。
「この時間、あの先輩とか寝てるんだろうな。寝てるうちに追い越してやるぜ。」
これくらいの気合いが必要。他の人が休んでいる間にどれだけ勉強して吸収し続けるか、これが大事です。
他の人と同じように勉強しているだけでは、同じようにしか成長できません。その状態で急激に成長する人を天才と呼びます。あなたは天才ですか?違うんだったら、時間を投資して勉強するしかありません。
厳しいことを言っているようですが、これはあくまでも僕の経験です。時間外労働を強要することもありませんし、正直やって欲しくありません。
でも、中にはこういうスタイルでグングン成長していく人もいるということを忘れないでください。
今出来る事に対して全力になりましょう
僕は遊ぶのが好きです。飲みにいくのも、どこかへ出かけるのも大好き。
また、家族がいるので子供と遊ぶ時間もしっかりと取ります。嫁と2人だけでテレビを見ながら話をする時間も定期的に作っています。
でも、誰よりも仕事をしていると自負しています。夜中まで仕事をして、そのまま徹夜することも未だにあります。社長になっても会社の中で1番仕事をするように努力しています。
「社長は、仕事してるか、飲んでるか、どっちかしかないですよね。」なんて社員に言われることもあります。
でも、これが僕が目指したスタイルなんです。遊びも仕事も全てその時の全力でこなす。これが僕の生活スタイルです。
明日なにしてますか?
暗い話をするつもりはないのですが、身近な人の死を経験したことがありますか?おじいちゃん、おばあちゃんでも、それ以外の友人でも。
大卒の方で22歳。まだその年齢だと友人や知人の死を経験した人は少ないでしょう。
ただ、僕はたくさんの死を目の当たりにしてきました。家族の死、友人の死、先輩の死、友人の子供の死。
老衰の場合は違うのかもしれませんが、ほとんどの人は「明日死ぬんだろうな。」なんて分からずに死んでしまうです。死ぬことを予想するなんて出来ません。
「あー、これ面倒だから、また今度にしよう。」
なんて後回しにしていることありませんか?でも、あなたにはその”今度”が来ないかもしれません。それまでに死んでしまうかもしれないんです。
僕の友達も、もっとやりたいことがあったと思います。先輩も家族ともっと長く過ごしたかったと思います。でも、もう亡くなっているので何も出来ません。
だからこそ、僕は今出来る事を全力でやるようにしています。時には何かを後回しにしてしまうこともありますが、その時間には別のことをします。「面倒だから」なんて理由でやらない事は絶対にありません。
死んでしまっては、その面倒と思っていたことでされ出来ないんです。どれだけやりたくても出来ません。
勝手に未来を想像しないでください。今、目の前にあることを全力で行いましょう。きっと、それが何かに繋がります。
自分勝手に遠い未来を想像しない
あと、遠い未来をイメージして、それを言い訳にしないでください。
「これは、今やるべきじゃないな。もっと後でいいだろう。」
なんてプロジェクトをどんどん伸ばしていく人がいますが、その人たちは未来が予測できるんですか?自分勝手な理由で後回しにしているだけじゃないですか?
スマホを予想できた人はいますか?
昭和時代に電話が普及して、各家庭に電話ができました。外の人と会話できるというのは、当時は非常に画期的なものだったでしょう。
しかし、そのダイヤル式(ガチャガチャって回すやつ)の電話がプッシュ式(ボタン式)に変わるなんて予想できた人がいましたか?
その大きな電話が肩がけで外に持ち歩けるようになるなんて、誰が想像しましたか?
平野ノラがテレビで使っているような大きな電話がポケットサイズになるなんて、想像できていた人がいるでしょうか?
そのポケットサイズの携帯電話が10年後にスマートフォンに変わるなんて、誰がイメージできたでしょう?
10年後、いや5年後にスマホも形が変わっているかもしれません。みんなが使っているiPhone Xは「懐かしいな〜!」なんて言われているかもしれません。
そう、それくらい賢い人たちは新しいものを常に作り出しています。僕たちが想像も出来ないようなものを考え出しているんです。その人たちの上をいけると思いますか?
無理でしょう。だからこそ、今目の前にある課題に対して全力になるしかないんです。
未来をイメージして話している人がいるかもしれませんが、本当にそれは理論的に想像しているんでしょうか?自分勝手はイメージじゃないですか?そこをしっかりと判断してください。
僕は、好きな人と、好きな時間に、好きな仕事をしたい
僕が会社を経営している理由はこれです。好きな人と、好きな時間に、好きな仕事をしたいんです。これが出来れば全員が幸せになると思っています。
「仕事なんてしたくない」
という人がいるかもしれませんが、それもそれでアリだと思っています。でも、僕はまだ仕事をせずにお金を生み出す方法を思いつきません。今の日本、まだ生活するためにはお金が必要ですから。
でも、好きなことをしてお金がもらえるようになったらどうでしょう?もうそれはみんながイメージしている”仕事”じゃないかもしれません。
僕はそんな状況を作りたいんです。全員で楽しく働き、みんなが幸せになってもらいたい。だからこそ、今はそれに向かって全力で進んでいきます。