こんにちは、パンダリオン(@pandarion_com)です。皆さん、普段の移動には何を使ってますか?
- 自分で車を運転?
- 電車?地下鉄?
- タクシー?
- どこへでも歩いて行く?
いやいや、これからは自転車の時代ですよ。
[st-kaiwa2]自転車移動って辛くない?特に夏は暑いし汗かきそう…。[/st-kaiwa2]なんて思った方!普通の自転車はもう古い!これからは電動自転車の時代!…でも
[st-kaiwa3 r]いやいや、電動自転車なんて前からあるでしょ。[/st-kaiwa3]そう、その通り。
しかし、電動自転車は昔からある乗り物ですが、普通の電動自転車なんてもう古い!最近では電動自転車本体もどんどん高機能になってるんです。
高機能の電動自転車というと、スポーツタイプの電動自転車をイメージするかもしれませんが、「スポーツタイプって言うほどのものはちょっと…。」って方も多いはず。どちらかと言うと、僕も本気のスポーツモデル自転車って苦手なんですよね。タイヤが大きくて細いし、サドル位置が高いし、いかにも気取ってる?感があって。
で、探していた時に見つけたのがAir Wheelって電動自転車。
電動自転車だけど折り畳み可能なハイスペック自転車
自転車って移動手段としてはコンパクトでお手軽なイメージ。
でも、実際に家の中み持ち込むことは難しいですし、電車に乗る方は持ち運びも大変。かといって駐輪場に放置しておくのもセキュリティ的に不安…。となると、自転車自体をコンパクトに折りたたんで家の中まで、電車の中まで持ち込めたら楽ですよね。
で、このAir Wheel。実は折り畳みが出来ちゃう電動自転車なんです。
こんな感じでパタパタっと折りたたんでしまえば、家の中にも持って入れるし、電車にも、エレベーターにも持ち込めるサイズまで小さくなります。
と言うのは、Air Wheelのほんの一つの機能。Air Wheelはもっとハイテクが詰まった電動自転車なんです。
トリップコンピューターでモード設定可能
Air Wheelには3つの走行モードが存在します。
- ペダルモード:普通の自転車のようにペダルを漕ぐことで走る
- アシストモード:バッテリー電源を使用してペダルの踏み込みをアシスト
- フル電力モード:完全に電気で走る、原動機付自転車のようなイメージ
この3つのモードがあり、それぞれを切り替えて走行を楽しむことができます。
ペダルモード
ペダルモードというのは普通の自転車モード。ペダルを踏み込むことでタイヤが回転し、その力で進んでいく形です。
ただ、Air Wheelはタイヤの外径が小さいので、長距離運転のペダルモードだとちょっとキツイかも。
アシストモード
アシストモードは一般的な電動自転車モード。ペダルの踏み込みを電力でアシストしてくれるので、ちょっと踏み込んだだけでスイーっと走ることが可能。踏み込みに力が入らないので、坂道の運転や長距離運転にもぴったり。
また、アシストモードで走っているときは電力の消費も比較的少ないので、かなりの距離を走ることができます。データ的には航続可能距離100km!
100kmも一気に自転車で走ることって珍しいでしょうし、間で充電(休憩)を挟めばずっとアシストモードで運転することができますね。
※一般的な電動自転車は航続可能距離50kmほどのものが多いようです。
フル電力モード
フル電力モードはその名の通り、電力だけで走るモード。人がペダルを漕がなくても電力だけでスイスイ走ることができます。イメージ的には原付。アクセルを回すだけでタイヤが回転して走れちゃうんですね。
フル電力モードの最大時速は27km/h。だいたい原動機付自転車と同じくらいのスピードが出ます。自転車の見た目でありながら、ペダルを漕がなくても走れるって、かなり未来的ですよね。
もし、走行中にバッテリー充電がなくなったとしても大丈夫。だって自転車なんだから、そのままペダルを漕いで走り続ければOK。
連続走行100kmの大容量バッテリー
Air Wheelは中国産の電動自転車。中国産って聞くと
[st-kaiwa2]え?それ大丈夫?[/st-kaiwa2]なんて思われるかもしれませんが、実はAir Wheelのバッテリーはパナソニック製。230Wの出力を持ちながら、100kmの連続走行が可能です。
また、バッテリーの充電時間も十分に短く、3時間の充電でバッテリー満タンにすることが出来ます。ちょっと遠くまで出かけたときにも、休憩がてら充電しておけばしっかり充電されますね。
パナソニック製バッテリーにはBMS(バッテリーマネジメントシステム)が組み込まれており、効率的かつ安全な電源供給が可能です。BMS、8つの機能は
- セルバランス機能
- 過電流保護回路
- 過電圧保護回路
- 短絡保護回路
- 過充電保護回路
- 温度保護回路
- 電流制限保護
- 逆流防止回路
の8つ。これだけしっかりとバッテリーに対してのシステムが組み込まれているので、大容量バッテリーでも安心して使用できます。
充電方法は2通り
Air Wheelだけではなく、電動自転車と呼ばれる自転車は充電が必要ですよね。といっても自転車の充電ってなかなか大変。自転車本体を家の中まで持ち込んで充電するのは大変だし、家の外のコンセントに繋ぎっぱなしにするのも不安…。
でも、Air Wheelはしっかりとバッテリーを取り外して充電することができます。バッテリーだけを家の中に持ち入って充電できるんです。
なんだか当たり前のように感じる機能ですが、実はこのバッテリー取り外し機能が付いていない電動自転車もあるんです。バッテリーが取り外せないと大変。自転車置き場で充電コンセントを探さなければいけませんし、出先で充電することは不可能に近い…。
しっかりユーザーの利便性を考えられている設計が嬉しいですね。
ただ、バッテリーが本体についた状態で自転車本体を充電することも出来ます。家の車庫に入れておく時などは、そのまま充電できる方が楽ですよね。
- 自転車本体のまま充電
- バッテリーを取り外して充電
2つの充電方法があると、その時々に合わせて充電できるので便利。
バッテリーには盗難防止鍵がついている
バッテリーが取り外しできると充電するときには楽かもしれませんが、盗難が心配。「駐輪場に自転車を置いておいたらバッテリーだけ盗難された!」なんて笑えません。
でもAir Wheelはバッテリーにも盗難防止ロックがついているので安心。専用の鍵を使えば1秒ロック。お盗難の危険性を下げてくれます。
Air Wheelの弱点
これだけ推してきたAir Wheelですが、実はちょっとした弱点もあるんです。
弱点というほどではないのかもしれませんが、高機能すぎることによって法律的な制限がかかってしまいます。
タイヤが14インチと小さいので、ペダルモードは少しきつい
Air Wheelはタイヤサイズが14インチ。14インチというと自転車の中でもかなり小さい部類です。ちょっと前の折り畳み自転車と同じようなサイズですね。
タイヤが小さいということは、ペダルを漕ぐときにそれだけパワーが必要。グッと踏み込まなければ進んでくれません。
ママチャリ、通勤用自転車、スポーツタイプの自転車などはタイヤが大きく設計されていますよね。大きいものは26インチくらいのタイヤが付いているものも。あれはペダルの負荷を軽減するための設計なんですね。
ということで、ペダルモードで走り続けるとなるとAir Wheelはちょっと大変。
原動機付自転車の免許が必要
最初に話したように、Air Wheelにはフル電動モードという原付のようなモードがあります。ペダルを漕がなくても走ってくれるモードですね。
となると、車両本体の法律的な扱いは自転車というより原付。つまりバイクの部類に入っちゃうんです。
原動機付自転車として登録されるということは、その免許も必要になりますし、ナンバープレートの取得も必要になります。免許を持って、ナンバープレートを付けて、やっと公道を走れる状態。
また、原動機付自転車として登録されるということは、ヘルメットの着用も必須。電動自転車の見た目ながら、ヘルメットを被って車と同じく車道を走るというのが正しい使い方。
保安基準に合格しているので安心
「原付としてナンバーを発行しなければいけない。」と聞くと
[st-kaiwa2 r]え!?自転車なのに、そんな面倒なの?[/st-kaiwa2]と思われるかもしれませんが、Air Wheelは保安基準に適合した商品なので、自治体へ行けばすぐにナンバーを渡してくれます。面倒な手続きなどありませんし、原付なので車検もありません。
なので、Air Wheelを手に入れたら、まずは自治体へ行ってナンバーの確認をしましょう。そして、原付としての保険をかければ公道を走ることが出来ます。思っている以上にラクラク。
街乗り用電動自転車を検討しているなら、Air Wheelがおすすめ
僕は電動自転車を初めて買うんですが、色々調べた結果Air Wheelが最有力。たぶん、このままAir Wheelを購入するでしょう。
- コンパクトで置き場所に困らない
- 折り畳みできるので、持ち運びもラクラク
- 最大100km走行可能なので、充電の心配いらず
- フル電動モードがあるので、スピードもバッチリ
- タイヤが小さくて見た目が可愛い
これだけでも、他の電動自転車には無い魅力。普通の電動自転車とはちょっと違った見た目なので、新しい物好き、ハイテク好きにはぴったりの電動自転車です。
ネットで探してみると、12万円前後で販売されていますね。時々やすくなってるみたいだけど、もうちょっと安いところが無いか調べてみよう。