こんにちは、パンダリオン(@pandarion_com)です。僕はブログで何回も紹介している通りかなりのMac好き。仕事で使っている家のパソコンはiMac27インチのフルスペックモデル。さらに、普段持ち歩くのはMacBookの12インチ。
[st-card id=”803″ label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]いつもMacを使って仕事しているのですが、普段はデスクトップのiMacで仕事してばかり。MacBookはあくまでも外出用にしていたので、そこまで使用頻度が高くないんです。
最近、久しぶりにMacBookで仕事をしてみると
[st-kaiwa1]あれ?文字の予測変換がおかしい…。[/st-kaiwa1]そう、Macは文字入力していると同時に予測変換が表示され、さらには学習された変換がリアルタイムに反映されます。そのため、ブログの執筆などライティング作業には優れているんですよね。
ただ、久しぶりにMacBookを使ってみると予測変換には変な文字が表示されるし、ライブ変換(リアルタイムに変換される機能)も打っているワードと違う言葉に変換されていく…。
今回は、Macの文字変換がおかしくなった時の対処法をご紹介します。
ライブ変換の学習をリセットする
Macのライブ変換は、今までタイピングしている単語をMac本体が学習して反映していきます。そのため、誤字変換をたくさんしていると、その誤字変換で学習してしまっている可能性があるんです。
そこで、結論から言えばMacのライブ変換学習をリセットすれば、変な変換は直るはず。ということで、ライブ変換学習のリセット方法をご紹介します。
ライブ変換学習のリセット方法
リセット方法はとても簡単。まずはMacの左上に表示されているリンゴマークをクリック。すると、システム環境設定が開きます。
システム環境設定の中から、「キーボード」を選択すると、キーボードに関しての設定が編集できます。
「システム環境設定」の「キーボード」を開いたら、上部に表示されているタブの中から「入力ソース」を選択します。この入力ソースは文字通り、Macのキーボードを叩いて入力される変換や表示について編集する場所です。
「キーボード」の「入力ソース」タブを開いて、右側の画面を一番下までスクロールしてみてください。すると、「変換学習」という項目があります。その横にあるリセットボタンをクリックすることで変換学習された内容をリセットすることが出来ます。
ただ、この時にアラート画面(タブ)が表示されるのですが、そこに書いてある内容の通り、リセットしてしまうと学習した内容全てが削除され、デフォルト状態に戻ります。
デフォルト状態に戻るだけなので、ちゃんと予測変換は表示されますし、ライブ変換も機能します。あくまでも学習された内容がリセットされるだけ。
専門分野の仕事をしていたり、論文を書いていたりする人は、専門用語が予測変換で出て来て便利でしょう。リセットするとその学習内容も消えてしまうので要注意。
変換学習のリセットで解決
変換学習のリセットを行えば、予測変換も、ライブ変換もデフォルト状態に戻ります。なので、変な変換が表示されることはなくなるでしょう。
僕もライブ変換で変な長文に変換されてしまったりしていたのですが、リセットすることで元どおりです。これで安心してブログの執筆が出来ます。
ライブ変換をオフにして、Windows風な入力方式にする
そもそもライブ変換自体がうざい!と感じでいてる方もいるかもしれません。タイピングしている側からどんどん変換されますし、長文を打っていると変な変換のまま確定されていることもしばしば…。
ライブ変換を使いたくない場合には、機能自体をオフにしてしまうのも一つの手です。
ライブ変換をオフにする方法
ライブ変換をオフにするのはとても簡単。
先ほどと同じように、画面左上のリンゴマークから「システム環境設定」を開き、その中から「キーボード」を選択します。
「キーボード」設定画面を開いたら、上部のタブに表示されている「入力ソース」を選択します。
ライブ変換学習をリセットする場合は、一番下までスクロールしてリセットボタンを押しました。ただ、ライブ変換をオフにする場合はページの真ん中くらいにある「ライブ変換」のチェックを外してしまいましょう。
このチェックを外すことでライブ変換機能はオフになり、Windowsのように普通に変換して入力が可能となります。
僕はライブ変換に慣れているし、これがMacの良さかなとも思っているのでオフにはしていませんが、あまりにも邪魔に感じる方はオフにしておくと安心。
予測変換で効率化したい方はユーザー辞書を活用しよう
変換学習をリセットしたとしても、ライブ変換自体をオフにしたとしても、みなさん効率よくタイピングができれば良いですよね。タイピングスピードを上げて、かつミスを無くすのが理想でしょう。
そんな時には、Macのユーザー辞書を活用すると便利です。
ユーザー辞書というのは、事前に「入力文字」と、それに対しての「変換文字」を登録しておくことで、変換がスピーディに呼び出される機能です。これがあると、難しい変換や長い文章もパパッと表示できちゃうのでめちゃくちゃ便利。
チャットでやり取りしていても
[st-kaiwa2]なんでそんなにタイピング早いんですか!?[/st-kaiwa2]と、驚かれるくらい。
ユーザー辞書の設定方法
ユーザー辞書の設定も、先ほどのライブ変換編集と同じくシステム環境設定から行います。
「システム環境設定」の「キーボード」を選択。
先ほどと少し違うのは、ここで「ユーザー辞書」のタブを選択するということ。「ユーザー辞書」タブを開くと、左下に「+ー」のボタンがあると思いますが、ここから新規の辞書を登録します。
「入力」というセルに表示されているのが、実際に入力する際のキーワードで、「変換」というセルに表示されているのが、対象キーワードが入力された際に表示される文字です。
ユーザー辞書はタイピングスピードを加速させる
上の画像で表示されているのは僕のユーザー辞書なのですが、この場合「あいふぉん」とひらがなで入力するだけで「iPhone」としっかりアルファベットで変換されます。通常、「iphone」とPが小文字になっちゃったりしますが、僕はユーザー辞書で登録しているので安心。
また、ここで登録できるのは言葉だけではありません。見てもらうとわかる通り、僕は記号をたくさん登録しています。ブログを書いていたり、指示書を書いていたりするとどうしても記号を使うシーンが多くありますよね。
普通、記号を入力するためには記号の名前が分かっているか、もしくは「記号」と入力して変換される中から選択しなければいけません。たくさんある記号の中から探すなんて、かなり時間の無駄ですよね。
でも、ユーザー辞書に記号と入力キーワードを登録しておけば、「◆」このひし形も簡単に表示できます。タイピングスピードを早くするためにもユーザー辞書を活用しましょう。
特に、顔文字を使う方は表現の仕方で登録しておくと簡単です。僕も「m(_ _)m」このお辞儀する顔文字を多用しているので、登録しておいてすぐに呼び出します。m(_ _)m
ライブ変換がおかしい時には、まずリセット
Macでキーボードの変換がおかしくなったと感じた時には、まずリセットを検討しましょう。どうしてもリセットしたくない場合は諦めるしかありません。
リセットしたとしても、学習した変換内容がリセットされるだけなので文字入力には何も支障ありません。僕もこの方法を調べた時にリセットしましたが、リセットした方がタイピングミスも減ってかなり効率よく書けています。
また、文字入力をスピードアップさせたい時にはユーザー辞書も活用しましょう。