MacBookの充電減りが早い?Macのバッテリーチェック方法と長持ちさせる方法

MacBookの充電減りが早い?そんな時にできるMacBookのバッテリーチェック方法

なんだか最近、MacBookの充電消耗が早いな…。」と感じている人も多いのでは?僕が購入した2016年モデル(キーボードがペチペチになったモデル)はまだまだ新しいと思われがちですが、もう発売から2年が経過しようとしています。

また、最近MacBookを購入し「大事なパソコンだから、バッテリーにも負担無いように使いたいな!」と思っている人も多いでしょう。僕も最初はそう思って大事に大事にしていました…。

でも、パソコンのバッテリーはどうしても弱ってしまうもの。充電が早く減るようになったり、満充電されなかったり、0%まで使っていなくても電源が切れてしまったり…。

パソコンのバッテリーって目に見える場所にないので、今どんな状態かを調べる事ってできませんよね?バッテリー状況を目視確認ってなかなか出来ません。

実は、MacBookのバッテリーは意外と簡単に今の状態を調べることができるんです。今回はMacBookのバッテリー状況を調べる方法、またバッテリーが劣化する原因についてご紹介。

MacBookのバッテリーに不安を抱えている方、ぜひこの記事を読んでみてください。スッキリしてもらえると思います。

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「このMacについて」からバッテリー状況を確認する

実は、MacBookのバッテリー状況を確認する方法は2通り。まずはMacBookユーザーの多くが知っている方法からご紹介します。

まずはMacBookの左上にあるリンゴマークをクリック。

このMacについてを選択

すると、上の画像のように「このMacについて」といった項目が表示されます。ここをクリック。

システムレポートからOSを確認

この画面では自分のMacBookのmacOSのバージョンやハードウェアのスペックを確認出来ます。ソフトウェアのアップデートがここから出来るって知ってましたか?Macファンの人は、他のMacを見たときにまずこの画面を確認しますよね。

今回はバッテリーの状況を確認するので、左側の「システムレポート」をクリック。

システムレポートの充電回数を確認する

するとちょっと文字が細かくて難しい雰囲気の画面が。

左側の「電源」をクリックすると、右側にバッテリー関連の情報が表示されます。赤枠で囲んである「状態情報」というところを確認すると「状態」という項目が確認できるでしょう。ここに表示されているのが、現在のバッテリー状態です。

僕のMacBook Proは「正常」と表示されていますね。1年間かなり酷使してきましたが、よかったよかった。

表示される状態は4種類

僕のMacBook Proは正常と表示されていましたが、実はこの状態には4種類あります。正常と表示されているのが標準状態。

正常 バッテリーは正常に機能しています。
間もなく交換 バッテリーは正常に機能していますが、蓄電能力が新品時と比較して低下しています。メニューバーに表示されるバッテリー状況を定期的に確認し、バッテリーの状態に気を配っておいてください。
今すぐ交換 バッテリーは正常に機能していますが、蓄電能力が新品時と比較して大幅に低下しています。コンピュータを使い続けても安全面に支障はありませんが、充電能力の低下のせいで作業効率が悪くなるようであれば、Apple Store 直営店または Apple 正規サービスプロバイダにお持ちください。
バッテリーの交換修理 バッテリーは正常に機能していません。適正な電源アダプタに接続している間は Mac を問題なくお使いいただけますが、できるだけ早く Apple Store 直営店または Apple 正規サービスプロバイダにお持ちください。

ここに表示されるバッテリー状態は上の4種類。つまり、正常と表示されている以外の場合は何かしらの問題があるということ。

今すぐ交換」という状態にならない限りバッテリー交換の必要はないのですが、なんとなく気持ち悪いですよね。「間もなく交換」の状態になったらバッテリー交換、修理、本体の入れ替えを念頭に入れる必要があるかもしれません。

メニューバーのバッテリーマークから調べる

最初に、バッテリー状態を確認するには2通りあると紹介しましたが、実はMacのメニューバーからも簡単に確認できます。

メニューバーのバッテリーマークから確認する

メニューバー上の真ん中あたりを確認すると、バッテリーマークが表示されていますよね。バッテリーの%表示が出ていない方もいるかもしれませんが、ここをクリックすることでバッテリーの%表示が出来ます。

と、このままではバッテリーの状態を確認することはできません。一度、このバッテリーメニューを閉じましょう。

で、キーボードの「option」キーを押しながら、メニューバーのバッテリーマークをクリック。

バッテリーの状態を確認

すると、画像のようにバッテリー項目の一番上に「状態」の項目が。ここでバッテリー状態の確認が出来ちゃうんです。さっきみたいにMacのシステムレポートを確認する必要もなく、バッテリー状態が確認できます。

ここにも先ほどと同じような4種類の状態が表示されるので、ここで「間もなく交換」と表示されている場合はバッテリーに注意。

バッテリーの充放電回数には上限がある

バッテリー状態を確認した画面で、「充放電回数」という項目があります。

システムレポートの充電回数を確認する

実はこれ、MacBookを何回充電したかを数えた数字なんです。この充放電回数が一定数を超えると、MacBookのバッテリーは消耗しだします。

つまり、MacBookのバッテリー寿命は年月だけで決まるのではなく、この充放電回数によって消耗していくんです。また、充放電回数の上限数は各MacBookのモデルによって異なります。詳しくはAppleの公式サイトに記載されています。

僕が使っているMacBook Pro2016は充放電回数の上限が1,000回。1,000回充電するとバッテリーが使えなくなるわけではなく、消耗が始まるということです。今は224回なので、あと800回か…。

と言っても、僕は1年間ほどMacBook Proを毎日使って充放電回数224回。ということは5年は持つって感じですね。普通の人だともっと低い数字になると思いますので、あまり頻繁に確認する必要はないでしょう。

消耗したMacBookのバッテリーは交換できる

もし、お持ちのMacBookでバッテリー状態を確認し「今すぐ交換」、「バッテリーの交換修理」と表示されている場合、もしかすると充電の減りがめちゃくちゃ早くないですか?100%まで充電しても数時間で充電が0に…なんて状況もありえます。

MacBookのバッテリーは劣化しても交換できるので安心。Apple公式サイトにはMacBookバッテリーの交換費用が記載されています。

機種 修理価格
MacBook Air
(11インチ、13インチ)
12,800円
MacBook Pro
(13インチ、15インチ)
12,800円
MacBook
(12インチ)
19,800円
MacBook Pro Retina
(13インチ、15インチ)
19,800円

ということで、もし僕が使っているMacBook Pro2016年モデルのバッテリー交換をする場合は19,800円。

[st-kaiwa1]んー、ちょっと高い気もするけど、バッテリーが新品になるなら安いかな。[/st-kaiwa1]

って感じですね。19,800円って金額を見ると高いように感じますが、バッテリーが新品に生まれ変わることを考えれば全然安いのかも。

でも、街にはMacBook修理を専門に行っている修理店もあります。そう言った修理店の方が修理費用は安く済むのかもしれませんね。

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正常なのに減りが早いと思った時には使い方を確認

[st-kaiwa1]バッテリーの減りが早いな。[/st-kaiwa1]

と思い、この記事の方法でバッテリー状態を確認した方も多いかもしれませんね。でも、ほとんどの人はバッテリー状態「正常」なのでは?僕もちょっと減りが早いなと思っていたんですが、バッテリー状態は正常。

実はバッテリー減りが早くなる原因というのはバッテリー状態だけではなく、MacBook自体の使い方も影響します。特に、常にスリープ状態で使用している方は要注意。

パソコンはアプリを立ち上げているとメモリを消費します。メモリを消費するということは、それだけバッテリーの電力を使用するという事。つまり電池が減ります。

常にスリープ状態で使用していると、常にメモリがバッテリーを消費していくので、すぐに充電がなくなります。僕の周りには

[st-kaiwa2 r]1分に1%くらいバッテリーが減ってる。[/st-kaiwa2]

なんて人もいました。さすがにその状態ではノートパソコンとして使えませんよね。

でも、実際にはメモリをがバッテリーを消費しているだけなので、一度しっかり電源をオフにしてあげればOK。電源をオフにすることによってメモリもリセットされ、MacBook本体への負担も無くなります。

MacBookってスリープからの立ち上がりが早くて、どうしても毎回スリープ状態で閉じちゃいますよね。でもバッテリーのことを考えるのなら、1週間に1回くらいは電源をオフにして閉じましょう。しっかりとパソコン本体を休ませることも必要です。