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子供の発達障害と偏食には関連性があった!?

投稿日:2016年11月30日 更新日:

子供の発達障害と偏食には関連性があった!?

こんにちは、パンダリオン(@pandarion_com)です。

我が家の息子は偏食気味になっています。何が嫌なのかは分かりませんが、おかずだけを先に食べてご飯を最後まで残したりします。白いご飯が嫌いなのかな?と思ったのですが、最後にはしっかりと食べるんですよね。

好き嫌いも結構激しくて、最近までサラダ等の生野菜は全く食べませんでした。他にも豆腐も食べてくれません。味の薄いものが嫌いなのかな?と思ったのですが、そうでもないようです。

子供を持つ周りのお父さんに聞いてみると、やはり好き嫌いをする子供もいるようですが結構みんなしっかりと食べてくれているようです。食べる順番がおかしい時もあるようなんですが、教えるとその通りに食べてくれるようです。

何故、我が家の息子はここまで偏食なんでしょうか?

発達障害との関連性が・・・?

偏食は発達障害と関連性があるようです。我が家の息子は、言葉と行動の面で発達障害気味です。発達障害を抱えている子供は、気付かないうちにかなり強いこだわりを持っていることがあります。

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息子も発達障害の症状の一部で偏食気味になっている可能性があります。

息子の食事

息子は1枚のプレートで食事をしています。プレートは二つに分かれており、片側にはご飯を、片側にはおかずを盛り付けて食べています。

プレートが目の前に来ると、まず最初におかずの部分を自分の方へ持ってきます。そして、フォークを使っておかずだけを口の中へ描き込むように食べてしまうんです。おかずがなくなると「ちょーだい!」とおかずのお替りをねだってきます。

ご飯が残っていても、おかずのお替りを求めてきます。ご飯は最後まで食べません。「おかずのお替りをしたらご飯が食べられないのじゃないか?」なんて最初の頃は思っていたんですが、おかずのお替りを食べた後にはご飯もしっかりと食べてしまいます。

おかずを先に食べることがルールになっている

発達障害を抱えている子供は強いこだわりがあると言いましたが、我が家の息子は”おかずを先に食べること”がルールになってしまっているようです。

最初にご飯だけを出したとしても絶対に食べようとしません。おかずが出て来ないと分かると発狂してしまいます…。

発達障害を抱えている子供は自分の中にルールを作ってしまうと、何かよっぽどの出来事が起きない限りそのルールを変えることが出来ません。それが絶対になってしまいます。そのルールを強制的に変更されることを嫌がります。

満腹感を感じにくい

満腹感を感じにくい

発達障害を抱えている子供は満腹感を感じにくくなることがあります。正確には【満腹】という状態がどういったものか、何を指すのかが分かっていないようです。

普通、ご飯を食べていてお腹がいっぱいになったらそれ以上食べることは出来ませんよね。しかし、発達障害を抱えている子供は満腹になったところで食べることを止めません。「これ以上食べられない、これ以上食べると吐いてしまう」そんな感覚が鈍くなっています。

満腹という状態を感じていても、これ以上食べた先のことを考えることができません。そのため好きなものばかり食べようとしてしまうんですね。「ハンバーグばかり食べたら白ご飯が食べられなくなる」なんて事が分からなくなってしまうために好きなものばかり食べようとします。

赤ちゃんの授乳の例

満腹感に関して言えば、乳児期の赤ちゃんは決まった量のミルクを飲みますよね。月齢によって違いますが、だいたい1日に必要な摂取量は

1ヶ月~2ヶ月の赤ちゃんの場合800mℓ
2ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんの場合900mℓ~1ℓ

が目安と言われていますよね。

しかし、赤ちゃんは飲ませれば飲ませるだけミルクを飲みます。3ヶ月の赤ちゃんに一度に1ℓのミルクを指し出せばそれだけ飲んでしまうかもしれません。それは、赤ちゃんは満腹中枢という”満腹”を感じる器官が発達していないためですね。

満腹中枢が発達していないために自分の限界以上の量を飲んでしまい、飲み終わった後に吐き出してしまいます。

発達障害の子供もこのように満腹中枢が発達しきっていないために「お腹いっぱいになるな」と考えることが出来ていない場合があります。

嫌いなものはとことん嫌いになる

好き嫌いが激しくなる

こだわりが強いために、一度嫌いになったものは絶対に食べてくれません。そのものの匂い、色、感触などで認識してしまうと、その食べ物が出てくるだけで拒絶してしまいます。

と言うことは、味が嫌いになったわけではない可能性がありますね。色や形でそのものを認識している場合には、味が嫌いなわけではなく見た目で「あ、あの嫌いなやつだ」と認識して食べてくれないのかもしれません。

感触が嫌いな子供は、その食べ物を口に運ぶことはしますが口に入れてからベッと吐き出してしまうことがあります。我が家の息子も豆腐を食べると絶対に吐き出してしまいます。これは豆腐の「グニャッ」とした感覚が嫌いになってしまったためです。

そのため、一時期は柔らかいもの全般を嫌がるようになってしまいました。

発達障害の子供の偏食を克服する方法

発達障害を抱えている子供の場合、普通の子供の偏食、好き嫌いとはその理由が違うケースが多くあります。そこで、発達障害を抱えている場合にはその子供にあった克服法を考えてみましょう。

ここでは、我が家で実践している克服方法をご紹介します。

食べ物の名前を言ってから食べる

我が家では、息子がおかずだけ食べだしたなと感じたときにこの方法を行なっています。

息子がおかずだけを食べだしたら、そのおかずの名前を言ってあげます。ハンバーグを食べているなら、ハンバーグを指差して「ハンバーグ!」と言うと息子も楽しそうに「ハンバーグ!」と言ってくれますし、お米を指差して「お米!」と言えば「お米!」と言ってくれます。
その名前を言った後に、その食べ物を食べます。


「ハンバーグ!」

息子
「ハンバーグ!」


「モグモグ・・・。(ハンバーグを食べる)」

息子
「モグモグ・・・。(ハンバーグを食べる)」


「お米!」

息子
「お米!」


「モグモグ・・・。(白ご飯を食べる)」

息子
「モグモグ・・・。(白ご飯を食べる)」

こんな感じですね。発達障害の子供の特徴として、【オウム返しをする】といったことがあります。これは言葉だけに限らず、行動も同じです。人が取った行動に対して少し興味を持てば、自分もその行動を行なってみたくなるために真似します。

この方法をしばらく続けていたところ、息子も料理の名前をだんだんと覚えてくれました。料理の名前を覚えると今度は自分から「ハンバーグ!」と言ってハンバーグを食べますし、「お米!」と言って白ご飯を食べてくれるようになりました。

ちょっと「おかずばかりに偏っているな」と思ったら「お米」と言ってあげると白ご飯を食べてくれます。この方法でだんだんとバランスよく食事を取ってくれるようになって来ています。

一つもらって、一つあげる

もう一つの方法が、【一つもらって、一つあげる】方法です。

子供の嫌いなものってだいたい分かってきますよね。我が家の息子の場合にはサラダと豆腐です。そこで、食卓にサラダが出てきたときにはまず先ほどの方法で「サラダ」と言ってみます。でも、嫌いなので食べてくれません。

そこで、「サラダちょーだい」と言って僕が息子からサラダを取ってもらいます。フォークに刺してもらい、口に運んでもらいます。すると息子も嬉しそうに「あーん」と言いながらサラダをくれるんですね。

僕が食べていただけではいけませんので、次に僕から息子に「あーん」と言ってサラダをあげます。この時に注意するポイントが、息子の皿からではなくお父さんの皿からサラダを取ります。息子に「お父さんが食べているものと同じものを食べる」と思ってもらうためです。

食わず嫌いの原因として、「自分だけがその料理を食べさせられている」と感じている可能性があります。そこで、同じお皿から取ったものを食べさせてあげます。

すると意外なことに「あーん」と言いながら食べてくれるんですね。お父さんと同じ物を食べている感覚が嬉しいのか「一緒!」と言いながら食べてくれています。サラダを一口もらったら、僕の皿からサラダを一口あげる。お肉を一つもらったら、僕のお皿からお肉を一つあげる。

このようにしていると、だんだん食べられるものが増えていきました。

極端に褒めすぎない

発達障害を抱えている子供に何かを教えるときに、”褒める”ことはとても大切です。他の子供よりも少しオーバーなくらい褒めてあげた方が感情が伝わりやすい場合もあります。

しかし、偏食を克服することが目的であれば極端に褒めすぎるのは止めましょう。極端に褒めすぎると、子供は褒めてもらうために食べるようになってしまいます。

食事は生活サイクルの中でも大きなものです。幼稚園でもみんなでお弁当を食べるでしょうし、小学校でも食堂で給食を食べるかもしれません。そんな時にパパは近くにいてあげられません。褒めてもらうために食事をしていた子供は、その瞬間に食べるのを止めてしまう可能性があります。

理解してもらえているか不安でも、”褒めてもらうために食べる”この状況はなるべく避けましょう。

食事はみんなが楽しい空間で

子供の偏食に悩んでいると、食事をするのにも気を使ってしまい大変です。発達障害を抱えているお子さんの場合にはさらに大変でしょう。食べてくれないこともありますし、暴れて食器をひっくり返すことも。

偏食、好き嫌いを治すことは重要なことかもしれませんが、まずは子供が楽しく食事を取ってくれる雰囲気を重要視しましょう。我が家も無理やりな克服方法はあまり行なっていません。”食事”という時間が嫌いになってしまうことを防ぐためです。

食事が楽しいものだと認識してもらえるように、親の方から少し考え方を変えてみませんか?

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