こんにちは、MacBook Proヘビーユーザーのパンダリオン(@pandarion_com)です。
僕は仕事、プライベートといつもMacBook Pro2016のタッチバー付きモデルを持ち歩いています。どこでもブログを書けますし、仕事のちょっとした対応もすぐ出来ますからね。
でも、実はMacBook Proにはタッチバー付きモデルとタッチバー無しモデルの2つがある。初めて購入する人は「どっちにしようかな〜。」なんて悩んでいる人も多いのでは?
MacBook Proを毎日使っている僕から言えるのは、MacBook Proを購入するなら絶対にタッチバー付きモデルにするべき!ということ。
僕の近くにタッチバー無しモデルを使っているデザイナーがいるのですが、今回はMacBook Proを毎日使っている僕が感じたタッチバー付きモデルのメリットをご紹介します。
MacBook Proタッチバー付きと無し、見た目の比較
まずはMacBook ProのTouch Bar有りと無し、見た目を比較してみましょう。機能性はもちろんですが、見た目も大きな違いが。
個人的にはやっぱりタッチバー付きモデルの方が見た目がかっこいいな〜なんて思っているんです。まあ、これは本当見た目だけですが。
MacBook Proタッチバー付きモデルの外観
こちらが僕が使用しているタッチバー付きモデルのMacBook Pro。
この時、GoogleChromを使用しているのでタッチバー左側部分には
- ページ戻る、進む
- ページをリロードする
- 検索窓で検索
- ブックマーク
などが表示されています。また、右側にはディスプレイの光度調整や音量調整、Siriのタッチアイコンが。
ご存知の通り、使用するアプリケーションやブラウザによってタッチバーに表示されるアイコンは変わるのですが、そのアプリに最適な使いやすいアイコンが表示されます。
Google系アプリ、Microsoft系アプリの場合にはまだまだ対応していないものが多いのですが、今後はどんどんタッチバーに対応するアプリが増えていくようですね。
なんだかんだ言いながら、普通のキーボードと思ったらタッチバーが光ってる。
なんだかカッコ良くないですか?
MacBook Proタッチバー無しモデルの外観
こちら、うちの会社のデザイナーが使用しているタッチバー無しモデルのMacBook Pro。
ちょっと見づらいですが、キーボード上部には普通のファンクションキーが配置されています。本体色は僕のものと同じスペースグレイ。
MacBook Pro2016になってからキーボードがバタフライキーボードと呼ばれるパタパタした薄いキーボードに変わったのですが、タッチバー無しモデルの場合キー配列は今までと同じ。
全体的にスマートには見えるのですが、今までのMacと同じといった印象。別に変化が欲しくなければ、こちらのキーボードの方が慣れている方も多いでしょう。
ちなみに、僕のMacBook Proのキー配列はUS配列。でもデザイナーのタッチバー無しモデルはJIS配列。
タッチバー部分に大きな違いはありませんが、そもそものキー配列が違っているのでこの点もMacの面白いところかもしれません。
US配列とJIS配列の違いについてはまた別の機会に。
MacBook Proタッチバー付きモデルのメリット
では次にタッチバー付きモデルのメリットをご紹介していきましょう。
そのかっこいい外観だけではなく、僕が本当にタッチバー付きモデルをオススメするポイントは他にあります。
タッチIDが超便利
まず、何と言っても便利なのがタッチID。
通常、ファンクションキーが配置されているこの列。MacBookを使った経験のある人ならわかると思いますが、一番右側には電源ボタンが配置されています。
タッチバー付きモデルも同じようにここが電源です。
……が!
この電源ボタンが指紋認証付きのタッチIDになっているんです。つまり、iPhoneと同じように指紋認証のロックをかけられるということ!
電源オフからの立ち上げには指紋認証は使用できないのですが、
- スリープ状態からの復帰
- パスワードの入力
といった時にタッチIDによる指紋認証が利用できます。
タッチIDの指紋認証はめちゃくちゃ便利
iPhoneを使っている方、ホームボタンの指紋認証ってかなり便利じゃないですか?今でもナンバーロックを利用している人って少ないでしょう。
タッチIDは、その指紋認証がMacBookでも利用できるってこと!スロープからの復帰時に、ショッピングサイトのログインに、クレジットカードの入力時に、と指紋認証はかなり便利!
面倒なパスワードタイピングは必要なくなりますし、1Passwordなどのセキュリティアプリを使用している場合にもしっかりと連携させることができます。
つまり、あなたの人差し指一つがネット環境全てのパスワードに置き換わるということ。これは本当に便利。利用しない手はありません。
このタッチIDがMacBook Proのタッチバー付きモデルには付いているんですが、タッチバー無しモデルにはありません。普通の電源ボタンです。
USBポートの拡張性が広がる
MacBook Pro2016が発売されて一番問題になったポイント、それがUSB-Cでしょう。
今まで、USB端子というと
このようなUSB-A端子がメジャーでした。外部機器もほとんどはUSB-Aで接続するもので、ノートパソコンの周りがUSB-Aの接続機器でいっぱいになっている方も多いのでは?
しかし、MacBook Pro2016からは本体がスマートになったことに加えてUSB端子もスマートに。それが問題になっているUSB-C。
上下逆さまでも使用できる便利なUSB端子なんですが…
USB-Cに対応している周辺機器が全然ない!
そう、新しい規格なのでUSB-Cに対応している周辺機器がまだまだ少ないんです。
そのため、外付けハードディスク、外付けモニターなど周辺機器を使用しようと思うと
こんなダサい状態に。
大きな変換アダプタを使用しなければ外部接続ができません。接続する機器が多くなればなるほど、変換アダプタもたくさん必要になります…。
また、変換アダプタといってもオールインワンになっている便利なものってまだまだ少なくて、アダプタ一つで完結することって少ないんですよね。
僕の場合、アダプタを経由すると充電スピードが遅くなるので充電ケーブルだけは別口から取っています。
というように、USB-Cになってから無駄に外部接続端子を使用するようになります。
タッチバー無しモデルはUSB-C端子が2つしかない
そんなUSB-C端子なんですが、僕は自宅環境の時点でポート2つが埋まっています…。SDカードの読み込みをしたい時、ワイヤレスマウスを使用したい時などには3つ、4つのUSB-Cポートを使用することも。
しかし、タッチバー無しモデルはこのUSB-Cポートがそもそも2つしかありません。タッチバー付きモデルならパソコン本体の左右にUSBポートが付いているのに対して、タッチバー無しモデルは片側だけ。
これだけ拡張性の悪いノートPCで外部接続ポートの数まで減ってしまうのは致命的。
なので、僕は外部接続ポートの多いタッチバー付きモデルをオススメしています。
タッチバー付きモデルの方がスペックが高い
実は、MacBook Proのタッチバー有りと無しモデルの違いは見た目だけではなく、そのスペックにもあるんです。
Appleの公式サイトをじっくり見たことのある人は気づいているかもしれませんが、まずMacBook Proの販売ページを見るとタッチバー有りモデルと無しモデルは全く別物として販売されています。
画面左に表示されている2つがタッチバー無しモデルのMacBook Pro。右側に表示されているのがタッチバー有りモデル。実はこの画面下にもう一つタッチバー有りモデルが表示されています。
まず、そもそもの画像が違いますよね。しっかり別物として販売されています。
さらにスペックカスタマイズを見てみると、タッチバー無しモデルでは第7世代2.5GHzのCorei7が最高CPUです。
しかし、タッチバー有りモデルのMacBook Proを見てみると、
なんとCPUを最高スペックにすると第7世代3.5GHzCorei7を選択することができます。ちょっとした違いのように感じるかもしれませんが、パソコン好きからするとこの違いは大きなもの。
確かに、あまりパソコンを使用しない人からすると「だから何?」って感じなのかもしれませんが、僕は毎日パソコンを使用するのでCPUの負荷はちょっとでも避けたい。パソコンの処理が遅くて仕事が遅くなるなんて状態は絶対に避けたいんです。
また、仕事が出来ないことをパソコンのせいにしたくないので、毎回最高スペックのパソコンを購入するようにしています。
こんなスペックの違いもあり、MacBook Proを購入するならタッチバー付きをオススメ。この違いに気づいている人は、「あ、あの人のやつタッチバー無しモデルか。」なんて見ているかも。
MacBook Proタッチバー付きモデルのデメリット
ここまでメリットをご紹介してきましたが、もちろんタッチバー付きモデルを購入するデメリットもあります。
そこで、ここでデメリットをさらっとご紹介します。さらっとですよ。
タッチバー付きモデルの方が価格が高い
まあ、これはしょうがない事かもしれませんが、タッチバー付きのMacBook Proって結構高いんです。
一番左に表示されているのがタッチバー無しモデルのベースグレード。そして一番右側がタッチバー有りモデルのベースグレード。ベースだけで5万円以上の差額があります
さらに、ここに先ほどのCPU性能などカスタマイズを繰り返していくと、お互いのマックススペックで差額3万円ほど。
タッチバー無しモデルの方がスペックの低い廉価版があるため、ベースグレードの価格差が大きくなり、マックスペックにすれば価格差は3万円に収まります。
が、やはり一般的には3万円という金額も大きなお金。その3万円、5万円の価格差でタッチバーを買うかどうか…。
僕はタッチバーが5万円で手に入るなら安いと思う。
これまで1年間使用してきて、タッチバーを5万円で買えるなら安い買い物だと思います!
MacBook Proってすぐ買い換えるようなものでもないし、何年って使う前提で購入するならしっかり良いものを買った方が絶対いい。
これだけ便利になって拡張性あるパソコンが5万円のアップグレードで購入できるなら、タッチバーは付けるべきかなと思っています。
タイピングしてる時にタッチバーに触れちゃう
これは人によるのかもしれませんが、カタカタカタカタ…とブラインドタッチ(キーボード見ずに)でタイピングしていると、時々タッチバーに触れちゃうことがあるんですよね。
ここ、deleteキーのすぐ上ってSiriが起動するタッチアイコンになっているので、文字を消そうとした時にSiriが起動してしまうこともしばしば…。
ダーっと文字入力していて、いきなり「ポポンッ」ってSiriが起動するとびっくり。喫茶店でブログ書いてたりすると、いきなりの音に注目を集めてしまうこともあって恥ずかしい。
他にも数字キーを打とうとした時に音量調整バーを表示してしまったり、ビックリマーク(!)を表示しようとした時にescキーを押してしまったり…。
ずいぶんとタッチバー付きのキーボードに慣れましたが、ちょっとしたタイプミスは出てきます。
まとめ:それでもタッチバー付きモデルがオススメ
価格の問題、慣れの問題もありますが、それでも僕はやっぱりタッチバー付きモデルがオススメ。仕事で使うものならなおさら「これ以上ない!」っていうスペックにしておくのは大事なことかな〜と思っています。
タッチIDの指紋認証が付いているってだけでもかなり便利。さらにはスペックまで違うのであれば、タッチバー付きモデルを購入しない理由はありません。
うちのデザイナーはWindowsのデスクトップを使っており、MacBook Proはサブ機なので「タッチバーはいらないです〜」なんて言っていたんですが、最近は
「タッチバー付きモデルにしておけば良かった…。」
なんて僕のMacBook Proを見ながら言っています。
だから、MacBook Proを買おうか悩んでいる人、数万円の価格差がなんとかできるならタッチバー付きモデルにしましょう!
購入はカスタマイズできるAppleの公式サイトがオススメ。